15章 条件文の使用
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if, else, case, switchなど
while, for も論理的には条件文だが、別扱いにするのが慣例
15.1 if文
if文を使うときのガイドライン
正常ケースを先に、例外的なケースを後に書く
正常なときの実行パスが明確になるように
等号・不等号の分岐が正しいことを確認する
正常なケースはelseではなくifに書く
if句には意味のあるステートメントを書く
else句が必要かどうかよく検討する
必要があれば空のelse句を書くこともある(else句が考慮されていることを示すため)
空のelse句を書かない場合は、それが不要な理由をコメントする
else句もテストする
ifとelseが逆でないか確認する
if-then-elseの連鎖
caseがない言語で起きやすい
条件式が複雑なときはブール関数の呼び出しに置き換える
最も一般的なケースを最初に評価する
全てのケースがカバーされてることを確認する
15.2 case文
効果的なcase文の順番
アルファベット順または数値順
正常なケースが先頭
出現頻度の高い順
case文の使用に関するヒント
各ケースの処理は単純にする
case文を使用するために仮の変数を作らない
default句ではその他扱いにするものだけを検出する
最後のcaseをdefaultにしない
default句を使ってエラーを検出する
case文のフォールスルーを利用しない